お気に入りの絵本

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図書館を隅から隅まで、探しまわって
好きな絵本に出会えたとき、本当にうれしい。
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知らざあ言って聞かせあしょう・・・・・・・・河竹黙阿弥・文 飯野和好・構成・絵
覚えちゃいました〜♪いつでも大声で言えちゃうよ〜♪調子が良くて、面白い〜♪黙阿弥さんありがとう。

知らざあ言って聞かせあしょう。浜の真砂と五右衛門が。歌に残せし盗っ人の。種は尽きねえ七里ガ浜。
その白浪の夜働き。以前を言やあ江ノ島で。年季勤めの稚児が淵。百味講で散らす蒔銭を当てに小皿の一文子。
百や二百と賽銭の。くすね銭せえだんだんに。悪事はのぼる上の宮。岩本院で講中の枕探しも度重なり。
お手長講の札付きに。とうとう島を追い出され。それから若衆の美人局。ここやかしこの寺島で。
小耳に聞いた音羽屋の。似ぬ声色で小ゆすりかたり。名さえゆかりの弁天小僧菊の助たぁ。おれがことだ。


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ぬ〜く ぬく・・・・・・・飯野和好さく 山本孝え
大根とサツマイモが縁側で干されています。
顔が描いてあって!大根とサツマイモの会話!
すごく楽しくて、笑いがとまりません。常識をはるかに超えた、素晴らしい世界を堪能できます。


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こわがりハーブ えほんの中におっこちる・・・ローレン・チャイルド
本当に楽しくて!絵も楽しくて!すごくおもしろくて!笑ってしまうョ!
『こわがりハーブ えほんのおおかみにきをつけて』もおなじバージョンで
☆☆☆☆☆すっごく楽しい☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ローレンスチャイルドが子供サイトにあってリーディングのお勉強ができちゃう。
子供が読んでるのでなお楽しい〜♪とってもかわいいイギリス英語!
ローレンチャイルドのイラストでリーディングの勉強


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Little Mouse's Big Book of Fears・・・Emily Gravett
本の表紙から!ねずみのかじった穴があいてます!奇想天外!
久しぶりの楽しい!買いたくなった絵本です。はいアマゾンに注文しました。


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まんがギリシャ神話 10巻・・・
里中満智子さんのギリシャ神話全10巻のうち図書館に5巻までしかなくて・・・
隣の図書館にあるといわれて、行ってみたら、まんがギリシャ神話10巻
何度読んでも、面白いギリシャ神話!絵は里中満智子のほうがいいかな?
神々の顔が巻によって違うんじゃ・・・それでなくても覚えられないのに・・・
絵画なども紹介されていて、楽しめました。
オイディプスの悲劇は何度読んでも読み返しても、胸を締め付けられます。



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ワニになにがおこったか・・・M マクスビナー原作 V オリシヴァング絵
絵がいいです!ワニが主人公の話ってなんかおもしろいの多いかな?
みんなと違ってもいいんだよね。どんなに良いことでも強制してはだめよね。自由!


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愛のメルヘン ギリシャ神話 12冊・・・酒井友身作 塩浦信太郎絵
12の星座の愛のお話ですが、とてもメルヘンで、とても乙女チックで、
不思議と、スリルと、冒険と、ためになることもある。
神さまたちと、人間たちがもっと近くで一緒に暮らしていたころから、
神さまたちが人間たちに絶望して、天上にのぼったり、神殿にだけ住むようになり
ついにいなくなり・・・・
なんと!ホメロス『オデュッセイア』『イリアス』も読んでしまいました。
5千年も前の話だなんて!それだけでも読みたくなるよね。
そして、今まで絵の題材になってたものとかが、なるほどって!思えました。


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となりのまじょのマジョンナさん・・・ノーマン・ブリッドウエル
変な人だと思っていたお隣さんが、本当に楽しい人でした〜☆
絵がかわいくて、自由で楽しい気分。


The Nature Of The Beast・・・Jan Cart / Brian Karas
モンスターの生態を調べる〜だからすごく楽しくて、絵がかわいくて笑っちゃいます。


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日曜日という名のクマ・・・
クマのぬいぐるみの持ち主の男の子がぬいぐるみになる話!
フツーの話だなと思って読んでいると、逆転!男の子がクマ世界で、ぬいぐるみになる!


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九月姫とウグイス・・・サマーセット・モーム
王様は姫君が生まれるたびに、姫達の名前を変えます。
12人生まれてもいいように、月の名前にしました。
九月姫は九番目で、末っ子でした。
大好きなウグイスを金の鳥かごに閉じ込めてしまった九月姫は
とても大切な事を知ります。


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さる・るるる・・・五味太郎
サルと、るの付く動詞の楽しい組み合わせ
日本語のライム。2冊あります♪


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かちかちやま・・・田島征三
かちかちやまは、残酷、でも・・・
田島征三の絵がすごくいい。
太宰治の『御伽草子』のかちかちやまもいいよね。全部いいよね。


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青い馬と天使・・・ウルフ・スタルク作 アンナ・ヘグルンド絵
神様と天使と青い馬。平たく言うと、三角関係。
宮沢賢治の『狐と土神』を思い出しました。でも賢治の方は強烈。狐は殺されてしまう。
神様と天使と青い馬、それぞれ表情がよくて、ハッピーエンディング♪


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モモ、いったいどうしたの?・・・ナジャ作
『モモ、しゃしんをとる』と同じで、単純な話♪
絵を見てるだけで、楽しいくなって、モモが大好きになる。
Momo always makes me smile.


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人食い花レストラン・・・松本みよ子他
ゆうれいレストラン、化け猫レストラン、シリーズの37番目
メニューが恐い話になってて、恐くて楽しいだけじゃなく、ちょっと皮肉もあり、どきりとします。
宮沢賢治の『注文の多いレストラン』のパロディーのような。


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ロミラのゆめ ヒマラヤの少女の話・・・金田卓也文/常代絵
ロミラの夢はどんな夢なんだろうと思ってページをめくる。
水汲みをしたり、ヤギの番をしたり、きっと何かラクができるようになるようにかなと
勝手に思っていると・・・・そんなんじゃないんです!
私は本当の俗人!ああ、恥ずかしい


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日本の昔話12345・・・おざわとしお再話
たっぷり昔話を楽しめます。
オリジナルを大切にしてあるような気がします。

昔話の中から、短くて楽しい豆腐とコンニャクの話を紹介します。
とうふとこんにゃく
むかし、あるところに、とうふとこんにゃくがいました。
あるとき、とうふが棚から落ちて、ひどいけがをしました。こんにゃくはそれを聞いて、
「とうふどのが、大けがをしたそうだが、どんなあんばいだろう」
と思い、とうふの見舞いに出かけました。
こんにゃくは、べったらくったら、べったらくったらと行きました。そして、とうふの家につくと、
「とうふどの、とうふどの。どんなぐあいだ」と聞きました。とうふは、白い顔をぼろぼろにして、
「こんにゃくどの、よく来てくれた。こりゃこのとおり、ひどいめにあったぞ」
といいました。そして、こんにゃくに、
「こんにゃくどの、おまえは、おれとちがって、棚からおちても、けがをすることがないくていいなあ」
といいました。すると、こんにゃくは、
「とうふどのはそういうが、なかなかそうでもないのだ。おれだって、毎日、生きたここちがしないぞ」
といいました。とうふがおどろいて、
「それはまた、どうしてだ」ときくと、こんにゃくは、
「だってなあ、おれはいつも(こんにゃくぅ、こんにゃくぅ)『今夜食う、今夜食う』といわれるのだもの、
生きたここちがしないでいるのさ」
といいましたとさ。
どんとはれ。


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草野丞の話・・・江國香織作、 飯野和好絵
ちょっと不気味な、でもなんかやさしい気持ちにさせる、
不思議な、でもなんか、純情!


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少年は戦場へ旅立った・・・ゲイリー・ポールセン作
良い戦争はなく、悪い平和はない。
15歳の少年が、入隊する。
世間では、戦争が美化されていた。
少年はあこがれる。
そして、現実の戦争に心も身体もずたずたに傷を負う。
そして、若くして亡くなってしまう・・・・・・!


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りりーおばさんなげキス・・・ホワイト・カールストローム作
リリーおばさんと、隣に住んでいる女の子は仲良し。
でもある日、リリーおばさんは病気になってしまいます。そして亡くなってしまいます。
悲しみをお話にするのは、難しいけど、この絵本は、大げさでなく、本当に美しいです。
絵もとても落ち着いていて、、悲しくて、泣いてしまいます。


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ねこのせんちょう・・・マドレーヌ・フロイド
ねこは本当に舟をこぐかもしれないね。
ねこの不思議さや、怪しさはたくさんの物語を作りました。
これもその中の1つ、ねこの不思議さ。


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モモ、しゃしんをとる・・・ナジャ作
久しぶりに、どこもかしこも、全ページ笑えちゃう、楽しい?絵本に会えました。
モモは緑色のワニみたいな、は虫類みたいな、イキモノ!大好きになるよ!


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ディア・ダイアリー・・・サラ・ファネリ作
ルーシー、教室の椅子、クモ、ホタル、犬のブブ、ナイフとフォーク、てんとう虫などが書いた日記。
ある一日を、それぞれの立場で、書いた日記。
絵が、おもしろい貼り絵のような、いたずら書きのような。文字は印刷でなくて、子供のような字。


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トロルのなみだ・・・リン・ストッケ作 ハンス・ノルマン・ダール絵
トロルは足にコケの生えた北欧の妖精
妖精は泣いてはいけなかったのですが・・・・トロルが、涙から教わります。


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シャガール わたしが画家になったわけ・・・ビンバ・ランドマン作絵
シャガールがなぜ、空飛ぶヤギや、牛、恋人達を描いたか解ります。
シャガールはユダヤ人で、人の姿を描く事は宗教上禁じられていた。
でもシャガールは絵描きになりたかったのです!
挿絵がとてもいいです。絵じゃなくて工作!


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しょうとんどの鬼たいじ・・・むかしばなし
やさしいお地蔵さんが、しょうとんど(鳥)のヒナを3度も鬼にだまされて食べられてしまう。
お地蔵さんは、3度も鬼にだまされてしまって、本当にどうしようもないのだけれど、
しょうとんどは鬼を退治してしまう!お地蔵さんは鬼退治にさえ行かないのョ。


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シンドバットの冒険・・・ルドミラ・ゼーマン絵
シンドバットの肖像画がいい♪
難破して、たどり着いた所が、陸地だと思ったら!クジラの背中だった!
椰子の実を割ろうとして、手が滑って、地面だと思ったら、血がでちゃうの!
シンドバットの冒険は、本当に息を呑む冒険ばかり!


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ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ・・・いわむらかずお作
最終列車に乗客1人、怪談か、殺人か・・・・・!
ちがいま〜〜〜す!
いろいろな動物が乗ってきちゃうのです!動物達の表情がいいのですぅ。
いつもそんなことばっかり言ってるよね。はい!
夜汽車、最終列車、乗客1人、森の中を山の中を走る一両電車・・・なのです。


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どうぶつはやくちあいうえお・・・きしだえりこ作 かたやまけん絵
日本語の音あそび。
絵も文もおもしろくて、笑っちゃいます。
荒唐無稽♪


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このよでいちばん大きな男の子・・・キム セシル文 クォン ジュリョン絵
大きな赤ちゃんは1才で、両親と同じくらいの大きさ!
そしてどんどん大きくなって・・・・・・でも!鬼退治とかしない!
みんなに助けられ、みんなと楽しく暮らすだけ。
やさしい物語と、絵は久しぶりのうれしい出会いでした。
人々の表情が良い!困った顔、うれしい顔、どの顔もいいなっ♪


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世界を変えたタラの物語・・・マーク・カーランスキー文 S.D.シンドラー絵
本の題の通り、タラが世界を変えた!
タラのすべてがわかり、タラを通して、人間の歴史、文化、生活が見える。
楽しい絵と解りやすい解説と、地図と、年表もついて、楽しい♪


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おかあさんになったりすのちび・・・河本祥子・作
リスの“ちび”が生まれてから、お母さんになるまでの物語なんだけど、
沢山のかわいい挿絵で、物語が解りやすくなってる!どの絵も心がこもっていて、
きれいで、やさしい♪


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どうぶつえん物語・・・あべ弘士
動物園の動物達とのゆかいな日記風物語、春夏秋冬
びっくりや、のんびりや、おかしさや、色々おもしろい!


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へそまがり昔ばなし・・・ロアルド・ダール作 クエンティン・ブレイク絵 灰谷かり訳
灰谷かりさんがんばる!
英語の言葉遊びを日本語でも楽しむために、灰谷かりさんの工夫が楽しいです。
どの昔話も、こっちの方がいい!って感じ。
シンデレラ・ジャックと豆の木・白雪姫・3びきのくま・あかずきんちゃん・三ひきのこぶた



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おどる12人のおひめさま・・・グリム童話 エロール・ル・カイン絵
またまたカインのステキな挿絵、グリムの不思議な話とぴったり!


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むささび星・・・今西祐行/文・斎藤博之/絵
とてもよいお話!宮崎県の飫肥の杉は挿し木で苗木を育てるそうです!!
杉の木に登り、若枝を取るとき、むささびのように杉から杉へと
飛び移るらしいのです!そして物語ができたのです。


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わたしのだいじなかぞく・・・キャスリーン&ローレンス・アンホールト作
絵がかわいい。家族のこと!ただそれだけだけど、かわいくて楽しい気持ちになります。
このご夫婦はたくさん楽しい絵本を作っています!
"WHAT I LIKE" "WHAT MAKES ME HAPPY " "KIDS" などなど
どの本も楽しくて、うれしくなります。


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くまにたすけられたおとこ・・・伊藤秀男/絵
真冬の雪に閉ざされた山奥で、谷底に落ちてしまった男が、
熊の巣で一冬を過ごす、本当にあったお話。
まだ人と動物が、今と違って近かったかもしれない?


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ぼくのともだち、おつきさま・・・アンドレ・ダーハン
お日様も出てきます。
文字のない絵本、自分で台詞を考えたりして遊べる〜♪


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赤いろうそく・・・小川未明
人魚のお母さんが、人間はやさしいからって、人間に自分の子供を託す所から、はじまる
とてもつらいお話。人間は読むべき!


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キャベツ姫・・・エロール・ル・カイン作絵 
王様、お妃様、お姫様に王子様、魔法使い!すべて出そろった物語だけど、さすがのカイン!
カインの想像力と、美しさと、びっくりと、うっとりと。何度見てもいいなっ。


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わにさんどきっ はいしゃさんどきっ・・・五味太郎
ワニも歯医者さんもお互いにドキドキ!


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どうぶつはいくあそび・・・きしだえりこ作 かたやまけん絵
いろいろな動物が作った俳句、訳、感想付き!
小さな、たのしい絵本♪


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ミセスピグル・ウイグルのまほう・・・ベティ・マクドナルド作 ヒラリー・ナイト絵
子供たちのしつけの仕方、いたずらの解決方法が奇想天外!


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つくりものの天国・・・ I.B シンガー作 モーリス・センダック絵
これもイーデッシュのお話で、本当に途方もない!
センダックの絵も深刻で笑いを倍増。


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Kibitzers and Fools・・・Simms Taback
おじいさんが話してくれた、色々おせっかいとおばかさんのはなし集。
イーデッシュ(ユダヤ語/ヘブライ語)とイングリッシュのディクショナリー付き!
ユダヤの格言(?)付き!
とにかくワッハッハッハッハッハッハッハッ!
絵も楽しい♪


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きみの家にも牛がいる・・・小森香折作 中川洋典絵
牛から作られるいろいろな物や、牛が食べ物になるまでを冷静に描いています。
阿蘇に住むようになって、牛や豚、鶏を乗せたトラックを良く見ます。


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ふしぎなナイフ・・・中村牧江・林建造作 福田隆義絵
一本のナイフがいろいろに変る?!
伸びたり縮んだり、割れたり、解けたり・・・・破裂したり!


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こんこんさまにさしあげそうろう・・・森はな作 梶山俊夫絵
きつねのために真冬に、食べ物を置いておくお祭りがあるなんて!
狐は大助かり!
絵がいい。


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モンド・・・ル・クレジオ
すごく好きなお話なので、ここにのせます。
何が良いの?モンドは10才ですごくいい子だよ。
モンドの友達もいいしね。嘘がないしね。ほんとの事だしね。


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ふしぎなうりどろぼう・・・つるみ正大作 太田大八絵
夢枕獏の『空海』にもこのお話が出てきました。
仙人の妖術で、王様の大好物のウリをみんなで食べちゃう!
いいのです!太田大八氏の絵がいいな!


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酒天童子・・・村上元ニ
あの酒呑童子が、実はシュタイン・ドッジという、フランドルの人だった・・・!
『御伽草子』のお話をもとに、こーゆーのもあり・・・・!


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がんばれじゃがいも・・・バリー・ルート絵 トビー・スピード文
すべての野菜に顔があって(どうしよう!)
コックも、厨房もすごい感じ・・・
絵が、物語をおもしろくしている。


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鬼八・・・竹崎有斐作 福田庄助絵
阿蘇の神話、狩猟の神が農耕神に滅ぼされるお話・・・・
征服される側は、いつも鬼と呼ばれ、極悪非道扱いされる
征服される人々は必死に戦うだけなのにね。
切られても切られても死なない鬼八!当たり前だよね。死んでも死にきれん!


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あなたがもし奴隷だったら・・・ジュリアス・レスター
ページをめくれないくらい恐いです。
勇気を持って見なくてはなりません。
人間がやったことです。


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あらしのよるに1・・・きむらゆういち作  あべ弘士絵
5冊ある中の一冊目、洋子さんに教えてもらいました!
オオカミとヤギ!が嵐の夜、暗闇の中で、手探りで、出会い、友達になる!
暗闇じゃなかったら、友情は生まれなかった?
でも、秘密の友達なんて・・・・


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ねぎぼうずのあさたろう その1・・・飯野和好作
浪曲調で、始る時代劇!?凛々しいあさたろう大活躍!
私は、飯野氏のファンじゃないよ(自覚してない!)、ここでよく書くじゃん!
実は、くろずみ小太郎旅日記もよく借りてます!
あさたろう その4は黒柳徹子さんが出演です。
テレビみたい・・・・(-_-メ)
他のに比べるといいけど、大好きってゆーわけではないよ。


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まちがいペンギン・・・ジャン・リュック・クードレイ文
わらっちゃいます!!!!
友達に読んであげましょう!


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ふたごえほんいっしょに・・・・・五味太郎
小さな本が二冊に分かれていて、リボンでつながっています!
二冊の関係!


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青いかいじゅうと赤いかいじゅう・・・ディビッド・マッキ−作
山の向こうとこっちに住んでる喧嘩ばっかりのいかいじゅう二人が・・・・・
大喧嘩のあと、出会ってみたら・・・・!
なんて可愛くて、ステキなんだろうって思う!だけの話し!
とってもいいよ。


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グリム童話 月 ・・・・・天沼春樹訳
月のファンタジー、月が出てくる物語はみんな好き!とはいえないけども。
月の音楽ならドゥビッシ−、物語なら稲垣足穂、グリムは初めて。
月のお話しはいつもドキドキ、この絵本でも月の不思議に引き込まれてしまいました。
月に引き込まれ、不思議の世界に行ったままになりたいな・・・・うっとり♪


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のにっき・・・近藤薫美子
秋の終わりに死んだ小動物が、野原のお花になる絵本。
いろいろな生き物が登場します。
薫美子さんのいつもの虫たちがたくさん登場。
薫美子さんの優しい心が伝わってきます。


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・・・・・新美南吉 長野ヒデ子絵
お母さんと子供の愛の物語!愛!なんてもんじゃない!ことばじゃない!
あぁぁぁぁぁぁぁぁ!(泣き声に変る)
絵も可愛い(#^_^#)


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ふようどのふよこちゃん・・・飯野和好作
こんな発想はおどろきです!そしておひさまぽかぽか!
またもやワッハッハッ!そーゆーのが趣味なんで!
でも、笑ってばかりいられないお話でもあります。


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鮮やかな影とコウモリ・・・・・アクセル・ブラウンズ
絵本じゃないけど、すごくいい本!かわいいんだから!めれんげめれんげ♪
なんて言っていいか解らない・・・・うれしい!前に読んだんだけど、忘れられないので!
悲しい(?)話なんだけど、どうしてもうれしくなってしまう。すごくうれしくなる本。
なぜなのかな?読んだ人がいたら教えて。


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せかいいち大きな女の子のものがたり・・・アン・アイザックス
とにかく大きい!お母さんに抱っこされた赤ちゃんは、お母さんより大きい!ワッハッハッ!
すごく力持ちで、勇敢で、知恵がある女の子のお話し!じゃーーーん!
金太郎や、桃太郎は男だけじゃありません!


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ミツバチじいさんの旅・・・・・フランク・ストックトン作モーリス・センダック絵
読み終わった後、何度も思い出して、笑ってしまう!
センダックの絵、サイコーです。だってみつばちじいさんって、ほんとにみつばちじいさんなの!
そのみつばちじいさんが、自分の元の姿を探すたびなんだけどね。ワッハッハッハッハッ!


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ふしぎなお人形ミラベル・・・アストリッド・リンドグレーン作ピア・リンデンバウム絵
種をまいて、水をやると・・・なんとお人形になった・・・!ミラベルと呼んでなんて言ったり!
お話には出てこないけど、絵本の中に、木の枝でできたお人形が描かれてるんだけど、
そのお人形はミラベルができる前の、主人公のお人形。あぁぁぁぁそっちのほうが!


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ゆうかんなちびのお針子・・・・メアリー・ポープ・オズボーン作
大好きなジゼル・ポターの絵です!またまた勇敢な女の子の話!
最近の女の子は、勇敢な女の子のお話をたくさん読めていいなっ!
ジゼル・ポターの絵本はほとんどが、勇敢な女の子だなっ!


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ローズ・ブランチュ・・・ロベルト・イノセンティ絵
戦争がイノセントな子供たちをこんな風に傷つける・・・・
絵もお話も叫びではではないから余計、胸をしめつけられる。
静かすぎて、耐えられないくらい。


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手ながの目・・・・たかしよいち文 丸木位里&俊絵
“手なが”は指の先が目になっている怪物、人々を困らせる化け物、丸木俊さんは
現代の原爆や、大量殺人兵器を暗示していると書いています。絵は迫力あって、さすが説得力あります。


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白い鳥・・・椋鳩十文 梶山俊夫絵
欲張りで、贅沢三昧で残酷な大富豪の長者と家来達、それを支えている500人の働き者で、
心やさしいお百姓達のお話、絵もお話もとても美しく、哀しい、でも最後は、お百姓達が普通
の暮らしを手にして、良かったなと思うお話。


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シムス・タバックのすごーく楽しい!おもしろい!すてきな!絵とお話!英語もむずかしくないョ!

This Is The House That Jack Bulitこの家ってジャックが建てたの・・・・Simms Taback
昔からあるこども達のライム、This is the house that Jack built.なのだ!

There Was An Old Lady Who Swallowed A Flyハエをのみこんだおばあさんがいた
これは昔からある、アメリカのfolk poem なんだって!おばあさんが一匹のハエを飲み込んだことが、
そのハエを捕まえてもらうつもりで、クモを飲み、次から次へと色々な生き物を飲む羽目になって・・・・

  Joseph Had A Little Overcoatジョゼフは小さなオーバーコートをもっていた
ジョゼフのオーバーコートがどんどんリユースされていきます!

Simms Taback Book Reviews



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タンゲくん・・・片山 健
片山健の絵がだいすき!
猫が好きな人用
タンゲくん(表紙)を部屋に飾っています。





はなをくんくん・・・・ルース・クラウス文 マーク・サイモント絵
冬に読む(見る)と感激する!
春がくるお話。





くもの日記ちょう・・・長新太
雲の絵日記!空だけの絵日記





オレゴンの旅・・・・ラスカル文 ルイ・ショス絵
ある日、サーカスの熊が、ふるさとに帰りたくなって、
ピエロが山まで送って行くお話!
ピエロのやさしさと、熊とピエロが友達って事が、とても胸を打つ。





ペレアスとメリザンド・・・・メーテルリンク
ドビュッシーのあの美しいオペラの原作。不思議な古城でのお話。
神話的で、典雅、悲しみと痛みに満ちた、なぜ人はこのようなお話に心を奪われるのか?
人間の真相に迫っているからでしょう!
ドビュッシーのオペラも、深い森の神話的世界を最初から最後まで貫いています。
昔、結城糸操り人形でも観たことあって、とても好きなお話。
挿絵は1924年刊、Carlos Schwar
岩波文庫、日本語とフランス語のバイリンガル。





小さいおおきな女の子・・・・ウーリー・オルレブ文 ジャッキー・クライヒ絵
大した話じゃないけど、絵がとっても可愛くて、おもしろくて、サイコー
ある日、父さんと母さんが小さくなって、女の子が世話をする所なんか、もーおもしろくて!
Tシャツライオンも楽しくて、おもしろよ。
こちらはTシャツに付いてるのライオンが本物になるんだけど、大人には見えない。





ロンポポ オオカミと三人の娘・・・・エド・ヤング再話
オオカミと七匹の子やぎみたいなんだけど、
三人娘でオオカミをやっつけちゃう!
三人娘の顔がとっても良いよ。





バスにのって・・・・荒井良二絵と文
砂漠の真中のバス乗り場で、バスを待っているんだけど、バスは中々来なくて、来ても満員。
題は“バスにのって”だけど、結局バスにのらない・・・のんびりした、不思議な二日間の出来事





おんぶかあちゃん(ウヅキコモリグモの育児日記)63びき、約2mm・・・近藤薫美子
この人は昆虫が大好きで、もう細かく楽しく描き込んで不思議な人です。
友達になりたいわ。
昆虫の擬人化と言ってしまうのは・・・・ちょっと!
他にも“虫”を楽しくした絵本あります。いいなっ!





世界あっちこっち ゆかいな家めぐり
テントのような家や、アリの巣のような家や、どの家にも住んでみたくなる!
一泊でもいいから泊まってみたい家ばかり!本当に工夫と知恵を集めた家ばかり!
気候風土に合ったすばらしい家を棄ててしまった現代人は、本当にへ〜んな家に住んでいる!





私が学校に行かなかったあの年・・・ジゼル・ポター
ケイトと豆のつるのポターです!絵もお話もいいっ!
人形劇団の家族が、イタリアを巡業するお話。





あたしクラリスビーン・・・ローレン・チャイルド作絵
こちらは女の子が主人公・・・
クラリス・ビーンは小さいけど、自分の考えをもってる、しっかり者の女の子・・・





ちいさなちいさなえほんばこ・・・M. センダック作
チキンスープ・ライスいり・ピエールとライオン
アメリカワニですこんにちは・ジョニーのかぞえうた
4冊入り・・・・センダックのいつもの生意気な男の子がいーよね。




クリムトと猫・・・ベレニーチェ・カパッティ文・・オクタヴィア・モナコ絵
クリムトがすごく好きな人なのでしょう!服も自分で作ってたなんて!あの金色がたくさん!





へっこきあねさ・・・長谷川摂子作・荒井良二絵
絵がお話を盛り上げてる!
女をバカにしたところもあるけど、絵がおもしろいので許す・・・・ワッハッハッハッハッ!





あつさのせい?・・・スズキコージ
いろいろな動物が(人間の名前がついていてこれもまた笑っちゃいます)
忘れ物や、落し物をするひじょーに非常識で、ゆかいで、へ−ンな話。相変わらずのスズキコージさんの本。





お話より、絵がすごく可愛いので欲しくなります。

おんなのこなんてだいきらい・・だってさ・・・・ヴィットリア・ファッチーニ・・子供達の顔がかわいい。
おとこのこなんてだいきらい・・だってね・・・・・子供達ってほんとにこんな!!
ベストフレンド・・ジョシ-・ファーミン・・・子供の顔!
黒猫の魔女さがし・・パヴィル・パヴラック
ケイトと豆の木・・ジゼル・ポター・・・ ジャックじゃなくて、そんな話だったとは!
プリンセス・リリフィー・・バークハード・ヌッペナイ  きらきらきら絵本!こんな少女趣味は許せる!
めがね・・ロウン・スミス・・・顔、顔、顔・・・眼鏡をかけた顔。
リサのシリーズ・・ゲオルグ・ハレンスレーベン・・・リサは人間じゃないけど、犬じゃない犬。
メイジーのシリーズ・・ルーシー・カズンズ・・・メイジーは女の子。立体お家、農場もあって、楽しい。





ゆうれいレストラン・・・アル・H・ヘンリー絵
サブタイトルは、超しかけ絵本
すごーく下品でたのピー!





虫めずる姫ぎみ・・・村上豊、絵
姫ぎみがかわいいの〜♪





つつじむすめ・・・松谷みよ子作、 丸木俊、絵
娘道成寺のツツジ版のような・・・子供の本かなぁ? 俊さんの絵がいいのです♪
蛇になるより、ツツジになるのが美しいなぁ!ほんとにきれい!





ふとっちょローザ・・・クリステル・デスモワノー
とにかくめうしがかわいいよぉ〜(泣)





スーホーの白い馬・・・モンゴル民話・・・大塚勇二再話
モンゴルに馬頭琴という楽器があって、その由来が本当に、本当に悲しくて泣いてしまうお話。





ワニーパリへ行く・・・フレッド・マルチェリーノ
友達のワニに見せたい、楽しい絵本、結末がいいのです。
ワニは絵本になりやすい?




オオカミと石のスープ ・・・アナイス・ヴォージュラード作・絵
オオカミは悪巧みがあるのだけれど。
オオカミの目は少し恐いけど、せつない。
うまくだませない!





ケルトの白馬・・・・ローズマリー・サトクリフ
草原に描かれた巨大な美しい馬の絵から、インスピレーションを受けて作られた、
人間の存在と心のお話、アイヌ民族同様ケルトの人々も文字を必要としていなかったそうです。
アイヌと同様に、美しい命あふれる、装飾模様をたくさん残しているそうです。
人間と自然がもっと近くで豊かに交流していた時代、
自然破壊を最小限に食い止めるアイデアを持っていた時代。
言葉以外で人々はたくさんつながりあえた時代。
家畜や人間をいけにえとして捧げていたことを現代人は残酷と非難するけれど、
動物を食べるためだけに生かし、遺伝子を操作したり、小さな檻に閉じ込めることは残酷ではないかしら?
アイヌの熊送りのお祭りも、自然破壊を最小限に食い止めるための、
すばらしいアイデアだったのではないでしょうか。
とても力強く、優しく、悲しく、澄み切ったお話。




むかでのいしゃむかえ・・・・飯野和好作、絵
2〜4才となっていたので、びっくり!
荒唐無稽で尾も白い!





ラウラとふしぎなたまご・・・・ビネッテ・シュレーダーの絵と文。
マザーグースのハンプティ・ダンプティが出てきます。
絵もお話も心を奪われます。
ビネッテ・シュレーダーの絵はお話を盛り上げ、不思議であふれさせ、 物語に引き込み、虜にします!
美女と野獣・・・・の絵もすばらしいイマジネイション!





絵本玉虫厨子の物語・・・・玉虫の厨子を作る若者のお話しなのだけれど、
それだけじゃない!大田大八の絵もいいです。作者は平塚武二





北の魔女ロウヒ・・・・はフィンランドの民族叙事詩「カレワラ」の登場人物、
「カレワラ」を基にして、作られたお話。バーバラ・クーニーの絵がいいです。
最初のページを開けると、窓からロウヒが外を見ています。
絵本を見る人を見ています。「見られたぁ!」
ロウヒの住んでる家にあこがれてます!(特に冬)
ロウヒがスキーをすると空を飛んでしまいます!
冬に読んでください。風の音、雪の音が聞こえます。





千夜一夜物語・・・・そのタイトルを聞いただけで、胸がドキドキします!
リムスキーコルサコフのシエラザードでもドキドキ〜♪
バクダッド(今戦争中)では美しい詞(歌、言葉)を作れる人は、どんな身分でも とても大切にされたそうです。
バクダッドの人々は、美しい言葉や楽しいお話が大好きなのですね。
エロール・ル・カインの挿絵でもっともっとウットリできます。





アイヌのお話を知っていますか? アイヌの人達は文字を必要としませんでした!なぜでしょう?
きっと、豊かで、清らかな心があったからではないでしょうか?
アイヌのお話は美しい詞として、歌い継がれたのだと思います。
絵本よりも、アイヌの言葉でお話を聞いてみたくなります。
アイヌの人々は、人間のお話を神様も聞いていると思っているので、
もっと面白くしたり、美しい言葉を使ったり、色々工夫します。 途中で止めたりもします。
神様が又続きを聞きに何度も訪れてくれるのが解るからです。
なんて楽しい、神様との関係でしょうね!うらやましい!




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